インプラント治療

DENTAL INPLANTS

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歯科用インプラント治療については、当院では実施しておりません。その方針については、以下をご覧ください。

インプラント治療について

歯には、歯ぐきの上に見えている歯冠と、歯ぐきの下にある歯根があります。色々な理由で歯根を抜く必要が出てきた場合に口腔内の状況にもよりますが、その歯の部分をどうするかの方法は以下の4つの選択肢があります。
①ブリッジ治療
②入れ歯を作る
③インプラントを埋め込む
④放置(何もしない抜きっぱなし)

歯科医院では④をお薦めすることはありません。しかし処置を希望しない方、他にも身体的な負担、経済的な負担など様々な理由によって、このパターンを選択する方も実際には数多くいらっしゃいます。それぞれに良い点、悪い点があるため、正解がひとつではありません。

インプラントの良い点は違和感がないこと。これが一番ではないかと思います。歯の事を気にせず、痛みもなく、違和感なく嚙めることは素晴らしいことです。
その反面、リスクもあります。現在では保険適用となっていないため、歯科医院にもよりますが数十万円から数百万円になることがあり、非常に高額な治療です。またインプラント治療は歯ぐきの切開手術があるため、持病や服薬、高齢の場合に手術出来ないこともあります。

私がインプラントをしない理由

私が常に考えるのは、何かの理由でインプラントを取らなければならなくなった時のリスクです。
例えば脳の血管を調べるMRIは、上の顎にインプラントが入っていると撮れません。命に関わるような場合は、インプラントを取らなければならなくなりますが、インプラントを入れるのは簡単でも、取るのは大変です。インプラントを取るには、また歯茎を開いて、顎の骨とくっついているインプラントを骨から取らなければなりせん。

他にも噛み合わせが強い方は、長い期間使っているとインプラント自体が折れてしまうこともあります。この場合もインプラントを取る必要があります。繰り返しになりますが、入れるのは簡単、取るのがとても大変なのがインプラントです。

最近の歯科医院ではインプラントを薦めることが多いですが、裏事情をお話しすればインプラントはとても利益になるからです。皆さんもご存知の通り、歯科医院はコンビニより沢山あり地域によっては飽和状態が生じています。歯科医院といえども、医療ではあっても経営していかなければなりませんので、当然利益の高いインプラントを歯科医が薦めるのは、経営の為であることも多いと思われます。

このようにインプラントは費用がかかりますが入れるのは簡単です。しかし、何かあった時取り除くことは大変で、インプラントから得られる利便性より、そのリスクが上回っていると考える為に、インプラント治療をしないことにしています。

インプラント以外の喪失歯の治療法

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