定期歯科検診
DENTAL CHECKUP
むし歯と歯周病だけではない歯科疾患
お口のトラブルはむし歯や歯周病だけではありません。口内炎、歯槽膿漏、歯髄炎、根尖性歯周炎、歯列不整、不正咬合、歯数異常、萌出位置異常、口腔がん、歯牙破折、歯根嚢胞、舌炎、顎関節症、嚥下障害など、口腔内だけでも数えきれないほどの疾患が存在します。
しかしそのどれもが、短期間で悪化するような歯科疾患ではありません。歯科疾患が進行したり、症状などが発現するタイミングは、生活環境などの変化によるものが多く見られます。例を挙げると、大学に通い始めた、一人暮らしを始めた、社会人になった、結婚した、単身赴任を始めた、郊外にマイホームを購入して通勤時間が増えた等々、ちょっとしたきっかけから口腔衛生習慣に乱れが生じ、悪化するケースなどです。
数ある歯科疾患のなかでも、定期検診見つかるのはむし歯と歯周病です。比較的若い年齢層がむし歯。年齢が高くなるにつれて歯周病が多い印象がありますが、中には若年層でも歯周病が進行している場合もあります。歯周病は万病の元であり、歯周病菌が起因したり、影響を及ぼす全身疾患は多岐にわたります。お口のトラブルが大きくならないように、定期的にチェックすることは重要です。