象牙質に進んだむし歯
Stage C2
神経に達してないむし歯
象牙質に達したむし歯は、歯の神経(歯髄)に近づくにつれて痛みを感じたり、しみたりします。象牙質はエナメル質より柔らかいのでむし歯は進みやすくなります。出来るだけ早いうちにむし歯を治療する必要があります。
まずむし歯が前歯の場合、他人から見える場所でもあり、見た目を重視してむし歯が進行している箇所を削り取り、その箇所に代わりに白いプラスティックのようなものを詰めます。詳しくはレジン充填処置で詳しく説明しています。
より力の加わり易い奥歯の場合には、耐久性の高い詰め物が最適です。レジンは硬質ではなく割れ易いため、耐久性がありません。奥歯の治療は、削った後に型を取って金属の詰め物を作るため、2、3回の通院が必要になります。詳しくはインレー修復処置で詳しく説明しています。
象牙質むし歯の症状
歯に穴が開くため冷たいものだけでなく、熱いものでも痛みを感じたり、しみたりします。また咬んだ時に痛みを感じる場合もあれば、何もしていなくてもズキズキするような場合もあります。神経までむし歯が達してしまうと、神経の内部にも広がってしまいます。